近年、コールドプレス製法(非加熱圧搾法・低温圧搾法)で搾油する、新しい”生搾り”の椿油が登場しました。
熱を加えないため搾れる量が少なく、加熱して搾る昔ながらの椿油と比べて希少なオイルです。
従来の椿油が持つ色や香りはほとんどなく、保湿時間は2倍長続きすることがわかりました(鹿児島大学医学部皮膚科学教室監修)。
肌につけるとさらっとした使い心地。髪や全身のケア・保湿にはもちろん、美容液としてお顔にもご利用いただけます。
SAKURAJIMA TSUBAKI が自信を持っておすすめする、新しい椿油です。
「桜島の生搾り椿油 ピュアプレミアム」は、100%この椿油を使った製品です。
「桜島つばきハンドクリーム」「桜島つばきリップクリーム」「桜島つばきネイルオイル」に配合されている椿油は、全て本オイルを利用しています。
桜島で収穫されたヤブツバキの種を、10日以上天日干しします。
1粒1粒人の目と手で確かめ、種の選別を行います。黒褐色で模様の入った種が良質な種です。生搾りは、種の善し悪しが油の品質に直接関係するため、丁寧に行います。
専用の粉砕機に入れ、殻ごと種を粉砕します。粉砕後は専用の不織布に1kgずつ小分けします。
砕いた種を搾油機に入れ圧搾します。油圧式の圧搾機で徐々に圧力をかけながら最大70トンの荷重をかけて10分間搾ります。1kgの種子から約250~300gの油を採ることができます。
沈殿ポットで1週間〜10日間、ゆっくりと自然の力だけで殻の破片や不純物を沈殿します。(季節により沈殿時間は変わります)
活性炭フィルターのポットでろ過し、不純物を完全に漉しとります。
選別から約1週間。ほとんど無色透明の生搾りの椿油ができあがりました。
「桜島の椿油」は、桜島産のヤブツバキのみを使った、国産100%植物油です。椿油は、オレイン酸の含有量が植物油の中で最も高い約85%。酸化しにくいオイルで、約6%ビタミンEも含まれているため、軽い紫外線防止効果もあります。
人間の肌の皮脂に近いオレイン酸を多く含む椿油は、肌馴染みがよく、しっかりとお肌の保湿をしてくれます。オレイン酸は、体内で合成もされますが、直接塗布することでより効果的に皮脂を補い、水分の蒸発を防ぎます。角質層の「バリア機能」を整え、乾燥肌の強い味方です。※オイリー肌の方でもお肌の状態に合わせてお使いいただけます。
弊社には2種の椿油があります。昔ながらの椿油(加熱圧搾法)と新しい“生搾り”の椿油(非加熱圧搾)です。加熱圧搾の椿油は、搾油した椿油を濾過することで従来の特有の香りを最小限に抑えました。非加熱圧搾の椿油は、1粒1粒種を選別し、良質な種だけ使用。時間をかけて沈殿や濾過を繰り返した高品質の椿油。用途に応じて、椿油を選べるのが魅力です。